ご挨拶

MESSAGE

学校法人研伸学園
理事長

伊藤 伸一

天使とは美しい花を
撒き散らす者ではなく、
苦悩する者のために
戦う者である。

−フローレンス・ナイチンゲール(1820-1910)

一宮研伸大学は2017年4月に開学し、2021年度は第五回生の学生諸氏を迎えることができることを大変うれしく思います。本学は1971年に医療法人大雄会が設立した大雄会一宮高等看護学院にその起源を求めることができます。当時の医療法人大雄会理事長であった伊藤 研先生は病院医療の質はそこで働く看護婦によって決まるとの強い信念のもとに多くの困難を乗り越えて正看護婦の教育・養成を開始しました。専門学校は2005年までの35年間に約1300名の卒業生を輩出しその役割を終えました。2004年には時代の要請に応じて教養あふれる優れた人間性と高度な専門性を有する看護師を養成する目的で、学校法人研伸学園・愛知きわみ看護短期大学が設立され短期大学における看護教育が開始されました。

わが国の医療を取り巻く社会情勢の変化はさらに加速しており、看護職が対応すべき役割が急速に拡大していると同時にこれまでとは比較にならないような先鋭化された専門性が要求されています。本学園はこのような時代の変化を的確に捉えて、その要請に応えるべく10年余にわたり運営してきた愛知きわみ看護短期大学を改組して2017年に4年制の一宮研伸大学看護学部の開設に至りました。

“看護”は苦しむ人に手を差し延べて安楽な状況になるよう援助するという人間の本質・本能に基づく行為であり、看護師は苦悩する者の為に戦う役割を担う者であります。医療人にとって看護を実践するための論理と客観性に裏打ちされた科学性と人を思いやる気持ち(情緒性)こそが重要な資質であります。学生諸氏におかれては、本学での4年間の学習を通して看護の本質や生き甲斐について深く学ばれ、自身の夢の実現に向けて邁進されることを願って止みません。

約半世紀にわたり引き継がれてきた本学の看護教育の基本理念は、幅広い人間性を備え、深い知識と優れた技術を有し、人類愛にあふれた実践力のある優秀な看護師を養成し社会に輩出することであります。それは学校法人研伸学園の使命でもあります。また、本学の教育の方針は学生一人ひとりの個性を尊重し、専門性の高い教育を丁寧に実践・学習してもらうことで学生および保護者の皆様の目標を達成できる体制の充実を図ることを旨とし、これを達成すべく教職員全員が一丸となって対応してまいります。

一宮研伸大学
学長

大久保 清子

専門性と人間性を共に育み、
社会のニーズに寄り添う看護師に。

本学は、生命の尊重と人間の尊厳を理念とした建学の精神に基づき、この信念を継承し約半世紀以上にわたり、看護教育を展開し社会に貢献しています。

医療では、社会情勢の変化と共に高度化・グローバル化し、多様なニーズが生まれています。そのため、医療スタッフは個々のスペシャリティーを最大限に生かしつつ、協働して業務に取り組むことが必要であり、そのさまざまな専門職のまとめ役は看護師です。

看護師は、健康でその人らしく暮らせるように、医療の視点と生活の視点から働きかける仕事です。人が生まれた時から健康に暮らせるように、生活スタイルや環境にも働きかけます。緊急や重篤な状態で苦しい時には苦痛を和らげ、患者さんが安全に安楽に過ごし、速やかに回復するように支援します。そして地域で疾病や障がいとともに暮らし、穏やかに人生に幕が引けるように支援するなど、看護師は人の生涯と命にかかわる素晴らしい専門職です。

看護専門職で必要なのは、専門的な知識と正確で的確な技術、広い視野で物事を判断し、人を支えることのできる豊かな人間力です。
本学は、心豊かな人間性と専門性を身につけ地域社会に貢献する看護師の育成に努めています。
本学であなたの情熱と自らつくりだす未来に挑戦して夢を大きく咲かせてください。

一宮研伸大学
看護学部長

榊原 久孝

主体的・対話的で深い学びを用いて
地域に貢献する職業人を育成。

一宮研伸大学看護学部は、1971 年開学の大雄会一宮高等看護学院から50 年の歴史を有しています。創始者の「病院医療の質はそこで働く看護婦によって決まる」との強い信念で建学されており、大学の使命は「変化する社会情勢に適応して地域に貢献できる看護職の育成」です。本大学(Ichinomiya Kenshin College; IKC )の教育理念は次の3 つに要約できます。Identitiy( 倫理・品格)、Knowledge( 科学的知識・論理的思考力)、Community(地域社会に貢献する看護実践力)です。そして、【研・伸】( 自己を研き、自らの力を伸ばす)ことです。人の健康を支援する専門職として、高い倫理観を持ち、科学的根拠に基づいて、自ら考え判断する看護実践力が必要です。必要な専門知識を学び、地域医療の発展に貢献できる看護職の育成を目指しています。医学医療の高度化に伴って、看護職の育成も専門学校・短期大学から4 年制大学へと変化してきました。大学での4 年間は、看護専門職になるために必要な専門知識を学び、社会で活躍できる看護職になる基礎的土台を築く大切な時間です。同時に、皆さんには講義以外にも、視野を大きく広げるような様々な経験をして、豊かな人間性を養ってほしいと思います。友人との交流や体験、読書など、感受性豊かな若い時期には貴重な経験です。看護職の活躍の場は、病院から高齢者施設、さらに地域・在宅へと広がっています。皆さんが有意義で充実した大学生活を送られ、将来看護専門職として力を発揮して活躍されることを期待しています。